吉川

住みやすさ指数 2.9/5.0 満点中

  • 総合:武蔵野線だけでは心細い。自家用車必須
  • 治安:たまに粗暴な人種がいる。池袋の脱法ドラッグ暴走男も吉川市民
  • 家賃:首都圏近郊エリア最安クラス
  • 買物:駅前のライフ、周辺にはスーパーマルサン、イオンレイクタウン等
  • 食事:駅前に日高屋が進出し吉川市民大歓喜。たまの贅沢になまず料理
  • 外人:隣の三郷ほどではないにせよ増加中
  • 文教:皆無
  • 医療:吉川中央総合病院
  • 交通:JR武蔵野線
  • 災害:全区域低湿地帯。中川の河川氾濫に注意

なまずと北斗晶とサイゼリヤの里。コスパ最高タウン

埼玉県東部にある街「吉川市」…古くから中川の水運で栄えた街でもあり、従来は東京に近い割にはさほど都市開発も進まない昔からの集落だった。それが昭和48(1973)年の武蔵野線開通以降、ベッドタウンとしての移住者がじわじわ増え始め、1996年に市制施行。それまでは北葛飾郡吉川町だった。

吉川市の代表的な街の特産物はなまず料理と元プロレスラーでタレントの北斗晶という、ちょっとマイナー感漂う地域である。駅前ロータリーには堂々と鎮座する「黄金のなまず像」が…吉川は江戸時代からの歴史がある川魚料理の食文化を今に伝える土地。市を挙げて“なまず”を全力アピールするも知名度向上にはなかなか繋がらない。

そんな吉川市民の悲願はなまず料理の普及よりももっぱら「都心に直結する鉄道」の実現である。それは「地下鉄8号線」(東京直結鉄道ともいう)、現在の有楽町線の延伸を意味しており、豊洲から住吉に分岐する予定の有楽町線支線をさらに押上、四ツ木、亀有、八潮を経由して吉川を通じて野田市まで延伸する構想が一応あるにはあるが、実現性には乏しい。さらに隣の越谷市もレイクタウンへの延伸を誘致している始末。万が一延伸が実現したとしても隣のレイクタウンに軍配が上がりそう。

隣の吉川美南駅周辺の住宅開発が進んでいる事もあって人口自体は右肩上がりで伸びる一方になっている吉川市だが、旧市街地である吉川駅周辺の発展ぶりはビミョーとしか言いようがない。パチンコ屋ですら撤退するのだから結構深刻かも知れない。しかしむしろこんな田舎町まで来てしまうと住民の鉄道の依存度も少なく、駅前が栄える必然性もないようだ。隣にレイクタウンが出来て地元のDQNは喜んでいるが、越谷市にお株を奪われてる感も感じなくはない。

中川沿いの旧市街地にはなまず料理を扱う川魚料理店がいくつも並んでいる。マイナーな存在に甘んじる吉川市の数少ない自慢要素である。あと市内には激安イタ飯ファミレス「サイゼリヤ」の本社もある。コスパ重視の優良企業は埼玉に集うのである(発祥は千葉県市川市なんですが)。これも一応街の自慢要素か。

それから吉川市民の普段遣いのスーパーは決してレイクタウンなどではない。埼玉最強クラスの激安スーパー「スーパーマルサン吉川店」が堂々鎮座している。同スーパーは隣の越谷市にある越谷花田店が頻繁にマスコミ露出していて客の殺到ぶりも酷いが、吉川店はそんなに混んでいない。安物買いに酔いしれたいのであればここは穴場である。

スーパーマルサン名物のドカ盛り過ぎる弁当。もう見た目からしてヤバイんですが、地元のドカチンな方々やアスリート志向な皆様にはウケが良いようで、さすが埼玉としか言いようがありません。あと“埼玉で一番”と自称する250円弁当「まる弁」も堂々売り出し中。貧乏暮らしは超絶捗ること請け合い。

その他、吉川駅周辺の写真集

黄金のなまず像が鎮座する駅前、足元を見ると…結局なまずしかアピールするものがない吉川市です

吉川市の単純過ぎる一文字地名「保」。そう言えば流山市には「加」とか「木」もありましたね…

中川の水運で栄えた吉川のレトロな街並み。しかし大して観光資源にもならない残念っぷり

生粋の吉川市民は隣のレイクタウンには意地でも行かず「カマニ」で買います

一応吉川市にも「UR吉川団地」というのがありましてですね…

吉川が誇る創業400年の超老舗「料亭糀家」。新選組近藤勇や中曽根元首相などVIPなご要人も多数来店

あと、吉川がらみの何か


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DEEP案内編集部編集長。取材から執筆まで一通りやっております。趣味は街歩きと街弄り。

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