日本一狭くて人口密度が高くて埼玉県一外国人が多い街
京浜東北線で赤羽から3駅。隣の西川口同様に外国人だらけの街となっている「蕨」。全国一面積の狭い市である埼玉県蕨市と川口市の芝地区に跨る地域だが、街の如何わしさは西川口に勝るとも劣らない。貧民に優しい蕨の共産党市政も相まって他にもネットカフェに住民票が置けたり外国人労働者人口が極めて多い地域になっている。
駅前をうろつくと西川口以上に様々な人種の外国人の姿を見かける事が出来よう。中国韓国に限らずフィリピンやタイ、ムスリム系、さらには亡命クルド人まで…まさしく蕨は埼玉のインターナショナルタウン。治安の程度は推して知るべし。
また蕨駅徒歩圏にある川口市の「芝園団地」は超巨大なマンモス団地ながら住民の4割が中国人という国内屈指のチャイナ団地と化している。まあともかく色々濃すぎてネタが尽きません。
蕨には中山道の宿場町があったんです。どうか忘れないで下さい
「蕨」と聞くと西川口同様の治安の悪く民度も低いイヤ~なイメージしか湧かない街だが、実は中山道の蕨宿というのがあり、駅西口から徒歩10分くらいの所に蕨本陣跡だの元宿場町らしき街並みがわずかに残されている。元々の蕨市街地の中心もどうやらこっち側にあったようで、昔からの街並みが広がっているが、新興マンションが立ち並び宿場町の風情は非常に乏しい。
亡命クルド人が住まう「ワラビスタン」
実のところ埼玉県蕨市やその周辺は日本では数百人しか住んでいない亡命クルド人の集住地域でもある。トルコ政府の迫害から逃れて日本に来たものの、両国の友好関係故に難民認定を受けられず身分が宙に浮いたままになっている人々で、今や彼らは蕨を第二の故郷として「ワラビスタン」と呼んでいる。既にクルド人二世が生まれて蕨駅東口一番街のコンビニ前でたむろっているという状況。
毎年3月にはクルド人にとっての新年祭「ネブロス」が蕨市民公園のバーベキュー広場で開催され、この時ばかりはクルド人が集結し輪になって踊っているので一体どこの国にいるのか分からなくなってくる。