駅前にアーケード商店街もあり活気に満ちているが、柄の悪さは総武線クオリティ
総武線快速停車駅でもある新小岩駅、東京都区内東部でもかなり発展度が高い街で、駅前には全長420メートル、立派な全蓋式アーケードが設けられた街のメインストリート「ルミエール商店街」が伸びている。やはり総武線沿線の他の街と比べても例に漏れず下町テイスト全開だが激安リサイクル衣料店やら何やら貧乏臭くお買い得な店が充実していて暮らしやすそう。なんだか微妙な身なりをした外国人がやたら多いのも特徴である。
新小岩駅周辺の住所は葛飾区だが、商店街のアーケードを抜けた先は江戸川区松島三丁目で、ここには戦後の赤線地帯「丸健カフェー街」があった場所だとされる。赤線時代の建物は殆ど解体されてしまって名残りは路地裏に隠れている僅かなスナック街のみ。場末感が半端無い。街は活気に満ちてはいるが、道行く人の人相が全体的に悪めなのと、そんなオッサンが御用達にしていそうな怪しげな店が点在しているのが特徴。しかし近年は新小岩よりも隣の小岩の方が治安が悪化している傾向にある。
新小岩駅が「自殺の名所」になっている件
上記写真をご覧頂きたい。これは2011年7月に新小岩駅の総武線快速ホームで起きた「キオスクダイブおばさん」による事故。おばさんは成田エクスプレスに接触後キオスク店内に弾き飛ばされた結果本人は即死、その衝撃でキオスクの店舗が破壊され一時休業を余儀なくされた時の生々しい写真を映したものである。この事故以来現在まで、特に総武線快速ホームを通過する成田エクスプレスを中心に電車への飛び込み自殺が相次いでいて、すっかり「自殺の名所」として定着してしまい地元住民や行政もほとほと困り果てている。
3年少しの間に新小岩駅ホームにおける人身事故は20件を超えており、現在は駅ホームの屋根に心理的に行動を妨げる効果があると言われる青色半透明のアクリル板が取り付けられていて、ホーム全体が真っ青に染まっていて見た目にも異様な状況に。おまけにあちらこちらに「いのちの電話」の広告があったりとかなりヤバイ事態になっている。死ぬのも生きるのも個人の勝手だけど人に迷惑が掛かるので新小岩駅へのダイブはやめましょう。