西武池袋線で一番新しい駅だが、都営住宅と幹線道路が…
西武池袋線でもマイナー感キッツイ「練馬高野台」。1994年に地元民からの要望で同路線の高架化工事に伴って設置された請願駅でもあるが、各駅停車しか止まらず練馬からの三駅分が遠く不便に感じる。駅前には笹目通りが南北にぶち抜き、南側には南田中で分岐する環八通りも走り幹線道路に囲まれた一帯。そして医療過疎の練馬区が2005年に誘致した順天堂大学練馬病院が街のランドマーク。
西武池袋線で一番新しい駅…とは言っても、まず目につく駅前広場に街のフレッシュ感などは皆無である。石神井川沿いに延々と伸びる大規模都営団地「都営南田中アパート」がのっけからくたびれた姿を晒しており、広場には常に暇そうにたむろする団地住民がいる始末。
駅前の都営住宅には中国残留孤児の子孫が数多く住み着いている。特に集団で私物で持ち込んだテーブルを囲んで中国将棋に熱中したり、酒やタバコを好き勝手にあおる姿はまるで天王寺公園か上野公園のそれを見ているかのようだ。したがって住環境を気にする人間には論外、となるのが練馬高野台という街。残念ですね。品の良いご家庭の方々はおとなしく隣の石神井公園で部屋を探しましょう。