常磐緩行線が不便だが買い物便利なド下町
同じ常磐線でも常磐緩行線、千代田線と直通している各停電車に乗らなければ辿り着けない街、葛飾区亀有。土地勘が無くともその地名を聞くと「こち亀の両さん」しかイメージに出てこない街だが実際駅を降りると両津勘吉像が置いてあったりのっけからベタな展開。柴又の車寅次郎と同じくらい鉄板過ぎるキャラ設定で葛飾区の下町イメージを牽引し続けている。
こんな亀有の街だが、駅の東側にある環七通り沿いにはアリオ亀有もあったり今どきな郊外的街並みも見られる。一方で駅前商店街にある亀有食品市場はかなりのレトロ物件となっておりいつも地元民でごった返している。お買い物環境には恵まれており、住民の質はさておき住みやすいのは確かだ。
戦後の赤線地帯「亀有楽天地」とは
かつて亀有には戦後の一時期に勃興した赤線地帯「亀有楽天地」というものがあったそうで、今ではすっかり跡形も無くなっているが、一方で駅北口には赤線の名残りのような怪しげな路地裏ゾーンが残されている。いかにも両さんが遊んでいそうな怪しい看板に２０００円と書かれた店がいっぱい…なんですかここは…
その他、亀有駅周辺の写真集
JR亀有駅。千代田線乗り入れ常磐緩行線しか止まらずJRだけでの移動は不便
亀有民御用達レトロ市場「亀有食品市場」激渋ですね…
２０００円という破格の価格帯は亀有ならでは。病気になりません？大丈夫？
両さんも大好きなお店も普通に街中にあるので笑うしかない
亀有駅北口から少し歩くと実は足立区。アモール東和商店街