駅前の「みらべる」が住民の生命線!板橋区マイナー低地ゾーンの穴場タウン
板橋区の主軸が東武東上線なら、その傍らで盲腸線ぶっている都営三田線沿線は穴場感満載のダークホース的存在とも言える。その中でも高島平の手前にある街はどうしようもなくマイナーで知られざる下町ばかり。特に「蓮根」なんて上京民は誰も知らないだろう。十中八九レンコンって呼んじゃうよ。隣の西台駅からは500メートルくらいしか離れておらず、生活圏が連続している。
しかし蓮根こそが都区内最強のコスパ抜群タウンであろうとは、すぐに諦め気味に埼玉で部屋を探そうとするビンボー上京民が知る由もないようで、駅の改札を降りた目の前にある「スーパーみらべる」に物凄い数の買い物客が年中群がっている様子はなかなかの圧巻ぶり。しかも夜中1時まで開いてんだぞ。いくらビミョーなブラック企業勤めでしこたまサービス残業させられて帰ってきても、スーパーで食い物の調達ができる街、それが蓮根。
自炊派や惣菜派でないアナタもマイナーな駅前ながら飲食店のバリエーションはそこそこ充実しており独身者でもたいそう住みよい街である。巣鴨まで15分、大手町まで30分圏内で出られる事を考えれば、お安い物件を求めてしぶしぶ埼玉くんだりまで遠ざかる理由も無くなるだろう。この街では駅チカ物件でも5万円未満で風呂アリ物件にありつけるのだから。ただ街全体が海抜3メートル以下の低湿地帯なので荒川からの水害リスクは常に付きまとう。